今度の参議院議員選挙、いままでで一番考えて取り組んだ選挙になりました。
白状すれば、今まで選挙にはそれぼど強い関心をもっていなかったです。フィンランド滞在中、在外者投票したこともなかった。日本に帰国して、自分の国の情けない政治状況に悔しい気持ちをずっともっていたので、なんとかしなければ、という気持ちが強かったのです。
フィンランドで前回選挙を経験した際には、「選挙マシン」なるサイトが、新聞社、テレビ局など大手メディアのサイト中に登場し、種々の政策に対する自身の意見を入力することで、候補者選びを助けてくれました。今回の選挙では、自分の考えがどんなグループに属するのか、4つの大枠に入れてくれるサイトが、日経ビジネスオンラインにできていました。
考えて取り組んだ、といっても、こういったサイトの助けがあればこそで、それが考えるきっかけをつくってくれたのです。候補者自身のホームページも、情報がなければないで、確たる政策を持たないことを暴露しているので、参考になります。
選挙での候補者選び、政党選びのポイントを指南する記事が、同じく日経ビジネスオンラインに載り、泥縄ですが、長い記事を読み通し、これを参考にしてネットで調べ、候補者を選びました。この記事は、普通のサラリーマンや弁護士、会計士、医師、個人事業主といった、どの政党支援団体にも属さない無党派層を「日本の大黒柱」と呼んで、ひとつの勢力にしようという試みが感じられ、こういう野望も、インターネットの時代であればこそ、実現可能になるかもという思いで読みました。特定の政党名を挙げることはせず、候補者個人の言っていることを吟味して選ぶよう説いていました。
投票日から一夜明けた今日、投票率は57.92%と、とほほな数字でしたが、参加してよかった、という結果ではありました。
遅ればせながら私もこの候補者選びをやってみましたが、私の考えと全く違うグループにプロットされました。
返信削除あれま。わたしの場合は、ほーそんなもんかな、と思いました。これは現職議員をグループ分けしてたから、実はそれほど助けにはならなかった。うちの選挙区は新人多かったから。フィンランドの選挙マシンの方がよかったです。自動的に出てくる危険性はあるけどね。
返信削除話は違うけど、ジュリア・ギラード氏は、ジョディ・フォスターにちょっと似てない?