庭

秋になって、小さな庭も色づいてきました。赤い実、紫の実、黄色やオレンジの葉っぱ。もう雑草も遠慮がちにしか生えてこないので、さっぱりした景色になりました。夏は花のほとんどない庭なので、今が一番華やかに思えます。

夏は本当に雑草がひどくて参りました。植えたイチゴやホタルブクロは暑さで枯れてしまうのに、雑草はみるみるうちに伸びて、やぶ蚊の住みかとなります。人間だって暑いのだから、そうそう庭で草取りする元気も出ないのだし。

庭をもつことの大変さをこの夏で味わいました。なにもない庭をどうしたらいいかも分からず、とりあえず主な木とちいさな池（カメ用）だけ入れてもらって、花壇も飾りもなにもない庭です。

冬の内に、雑草が生えにくく見て楽しい庭にしようと思っています。やっと土をいじるのがおっくうに感じなくなり、楽しくなってきました。雑草取り一つとっても、慣れないとなかなかできないものですね。きれいに庭をしているひとをまじめにすごいと思う。

それにしても、１１月だというのに庭にでると蚊が次々とかかってくるのには参ります。今日も３箇所刺された。フィンランドの感覚でいうとまだまだ夏、なのかな。だってバジルやディルがまだ元気もりもりだもんね。ディルは暑さで枯れたのですが、種が落ちて９月になってから芽が出、小さいながらたくさん生えてきています。秋鮭のフィッシュスープに入れるのもオツかも。鮭といえばフィンランドでは必ずディルを合わせたものでした。