2009年11月23日月曜日

セキセイインコのお引越しとリサイクルサイト


二羽のセキセイインコをどうしたらいいかが、ずっと気にかかっていました。4年も一緒にいると、いつまでも人に慣れてくれない小鳥さんでも情がわくもの。連れて行くつもりでいました。でも生き物を海外から持ち込むのは難しい。飛行機に乗せるのはそれほど難しくはない。貨物室に入れられ、100か200ユーロ払えば乗せてくれます。でも入国時に、届出書と衛生証明書なるものを出して検疫所の審査を受けなければなりません。衛生証明書は厚生労働省指定のフォーマットで、輸出国(つまりフィンランド)政府機関が発行したもの。セキセイインコの場合、輸入前3週間の間、蚊の入らない施設にいたという証明が含まれます。まあ、フィンランドの冬に普通蚊はいませんけど、そんなに苦労して、インコたちに大変な思いをさせて連れてくるより、誰か大事に飼ってくれるひとにもらわれた方がいいということになりました。

知り合いに方々訪ね、多くの方が協力してくださいましたがなかなか貰い手が見つからず、新聞に広告を出すのもおっくうでぐずぐずしていました。アパートの買主さんまでが協力してくれるとの言葉に、わたしもやっと重い腰を上げてリサイクルサイトmikko.fiに広告を出してみました。

このmikko.fi、いわゆるオークションサイトとしくみは一緒ですが、リサイクルを目的に近年立ち上げられたもので、かわいいデザインがにくいのです。国内ではhuuto.netというオークションサイトの方が古株で、点数も多いようですが、mikko.fiの理念とデザインが好きでこちらに出してみました。ちょっとサイトをのぞいてみてください(http://www.mikko.fi)。ぽよんとお饅頭のようなイメージキャラクター。左側の赤字のリストは、不動産、車、家電といった分類、ここをクリックすると、それぞれに赤いぽよんとしたキャラクターがでてくるんですよ。たとえば家電だったらテレビ、服ならハンガーに、赤いぽよぽよが形を変えて―ちょうどバーバパパみたいに。

登録、使用料は一切かかりません。しかも有料で新聞にそのまま広告を掲載することもできるようになっている。買います、売ります、あげます、貸します、などがあり、不動産や車の売買もやっています。オークション専用ではなく、リサイクルや個人の売買を簡単にしているのですね。

「あげます」に写真入りで広告を出したところ、すぐにメールで連絡があり、「居心地のいい家を提供します」と暖かいメッセージ。その後何度かメールでやり取りをして、安心できそうなおうちだったので、クリスマス前に小鳥さんたちはもらわれていくことになりました。動物好きの女の子が面倒をみてくれるそうで、かわいがってもらえるといいな。

2 件のコメント:

  1. こんにちは!
    インコさんの貰い手が見つかって、本当によかったです。
    わたしも小鳥が好きですが、ウチにはvihollilnenが一匹いるからダメだ・・・って思っていたんです。

    ところでhuuto.netとmikko.fi、わたしも両方登録して使い分けていますが(笑)、mikkoのほうに何か出すと返事がすぐ来るし、いい人が多いような気がするんですよね・・・インコを可愛がってくれる人が見つかってなによりでした。

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  2. わーい、makoさん!こんにちは。
    インコのこと、お世話になりました。おかげさまで無事見つかりました。かわいいvihollinenとケンカになったら大変ですもんね。
    mikkoの方が…というのは、ヘビーユーザじゃないので気がつかなかったです。目的によって使い分けるといいんですね。

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