2010年3月10日水曜日

木造とコンクリート

引越し荷物がやっと到着します!今度の日曜~月曜。あんまり多いので、二日に分けて運ぶそうです。日通の担当者の話では、個数がリストより多い(少ないよりはまし)とか、通し番号に抜けや重複があるとか。現地のNiemi(引越し会社)のいい加減さがわかります。なにしろ、3人来る約束が2人しか来ず、しかも梱包が終わらないのに4時半で帰ってしまったくらいですから。おかげで次の日に繰越し、最終的に荷物を確認することのないまま、日本へ飛んで帰ってきてしまったというわけです。無事に届くことを祈るのみ。後はカオスが待っています。

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新居に足りない食器棚などの取り付けや、収納の棚板追加などを進めていて、コンクリのアパートと木造家屋の違いを知ることになりました。初めは、木造は壁に簡単に穴が開けられていいくらいの認識でした。今まで住んでいたコンクリートのアパートでは、絵を一つかけるにもドリルでガガガとやらなければならず、メンドウだったから。ところが、棚やエアコンを取り付けるに当たって、柱、または間柱といって、柱と柱の間の補強の柱、のどちらかに取りつけなければならないことがわかりました。壁は12mm厚の石膏ボードのため強度が足りないのです。石膏はぼろぼろ崩れるから、ネジも留められない。
そういった制限があり好きなところに棚を取り付けられないという不自由があることがわかった。フィンランドの家では、どこでも自由に棚をとりつけられたので、ちょっと不便に感じました。
ただ、石膏ボードの壁もボードアンカーというものを使うことによって、ネジをしっかり留めることができるようになり、あまり重いものを乗せるのでなければ壁への取り付けも可能になります。ボードアンカーは、コンクリートにネジ止めするときに使うプラスチックの部品フィッシャープラグによく似ています。

父がトイレに小さな棚を作ってくれました。父は家の木材になるべく傷をつけないよう気を使っていました。最小限の釘で済むよう、棚をドア枠に乗せて支える工夫をし、結局は釘1本しか打っていません。でもフィンランドではその発想はないでしょう。どこでもどんどん穴を開けて、デザインが優先です。古い穴は穴埋め材で埋めればいいのです。 日本では、釘1本が木材に影響するという大工の考えが受け継がれているのかな。フィンランドも木の家は多いですが、その点はどうなのか気になるところです。

3 件のコメント:

  1. 木造に住んだことがないのですが、大変なんですね。フィンランドではどんどん穴をあけて、長年使っているうちにボロボロにならないのかな。

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  2. おぉー!とうとう荷物が届くんですね!使いなれたものが届くのっていいですね。いま、水道管工事のために一時的に引っ越しをしていて、使いなれたものが手元にないのではやく工事が終わってほしいです。

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  3. divayoshikoさん > コンクリならまだしも、木の家だとぼろぼろになりそうな気もしますね。どんな壁材を使っているのか興味あります。

    chobiさん > やっと届くんですよー!息子は早くWiiがやりたくて仕方ない。娘は勉強机が。わたしは食器や調理器具。chobiさんも水道管工事大変ですね。2ヶ月くらいかかるんでしょう?早く終わるといいですね。

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