2010年1月27日水曜日

掃除道具の収納



さて、これはなんでしょう?

答えは、掃除機のホースを掛ける道具です。掃除機の収納戸棚の壁に取り付けて使います。フィンランドで初めて見て、すぐに気に入ったもの。実際に使っている写真は撮り忘れたので、残念ながらありませんが、ホースがぶら下がる程度の高い位置に取り付けると想像してください。ホースをすっきり収納できてとても便利。こんな簡単なもの、どうして今まで思いつかなかったのか?目からウロコとはこのこと。あれから10年、日本ではいまだに紹介されていないのでしょうか。

父は、ホースの中ほどに紐をくくりつけ、壁に取り付けたフックにそれを引っ掛けて収納していました。それも賢いと思ったけど、この道具の方が簡単に引っ掛けられ、より合理的。フィンランドではこれ、letkutelineが標準の収納具です。

もう一つ言うと、掃除道具の収納戸棚自体が標準。だって、どの家も掃除機、バケツ、洗剤類、雑巾が必ずあるでしょ。だったら収納場所を標準でつくる、というのがかの国の合理的精神らしい。広さ50cm四方程の小さい縦長の戸棚に、小さめの棚、布掛け、ポケット、そしてletkutelineを上手に配置して作ってあります。これ、ぜひ日本のハウスメーカーさんもまねして欲しいな~。

1 件のコメント:

  1. さすがフィンランド、機能的な上にデザインも粋ですね。そうそう、どこの家でも欲しいものは同じなのに、日本の家は標準でついているものが少なすぎる!日本のメーカーは単純に思いつかないのでは?これのほかにもフィンランドには家に関するいいアイデアがたくさんあると思います。日本で十分に商売になると思いますよ。売り込みにいっては?今住みやすい家への関心が高まっているので当たると思います。よいアイデアを自分の中にだけ閉じ込めておいてはもったいないですよ。

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